彼女は恐いモノ知らずだった?


その日も 彼女は元気だった。
あくまでも、彼女に「恐いもの」と言うものはないらしい。

ゴロゴロとハムスターボールを巧みに操り、
部屋を駆け回っていた。
彼女は私たちの足にぶつかることなく除けて行き、
るーちゃんのお家の壁にも当たらずにUターンをして
またこちらへ突進してくる。

時には彼女は自分よりも10倍以上大きな体のるーちゃんに
ちょっかいをだし、るーちゃんは彼女を見ると
おうちの奥へ行って小さくなって怯えている。

あとからやって来たジャンガリアンハムスター一家も
彼女にはかなわないのは、分かりきった話しなので
同居は出来ない。

テケテケと腕を登って来て
気を抜いていると「カプ」と人間の私もやられる。

彼女はいったい、何が恐いんだろう・・・?
私の考えられる所では、ないような気がする・・・
茶色いブチのつぶらな瞳の彼女は
余裕綽々「なぁに?」
と、言っているようだった。

なぁ・・・ぷりんちゃん。
君は何が恐いのかな?

おうちの2階でウンテイ遊びしているなぁと思えば
どっかり落ちて

まわし車の上をつたって
反対側に渡っていったり
・・・って、使い方が間違っているんだけど・・・。









でも、わたしは知ってる。
背後から「ぷぅちゃん!」って呼ぶと

「ご、ごめんなしゃいっ!」と転げるんだ・・・。